子供が・・・
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 2分
こんな詩を知っていますか?

【犬】
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供がおとなになった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

【猫】
子供が生まれなければ猫を飼いなさい。
猫が赤ん坊の時、あなたは猫の良きしもべとなるでしょう。
猫が幼年期の時、あなたは猫の良きしもべであるでしょう。
猫が少年期の時、あなたは猫の良きしもべでいるでしょう。
猫がおとなになった時、あなたはやはり猫の良きしもべのままでしょう。
そしていつかその時、猫は自らの死をもって あなたの心に 猫型の穴を開けるでしょう。
その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません。

これらはイギリスの有名な詩なのだそうですが、作者は不明なんだそうです。
そういえば、
我が家の愛犬は息子の良き理解者であり、命の尊さを教えてくれた素晴らしい存在でした。
そして愛猫は、わたしの心に猫型の大きな穴を開けていってしまいました。
たった数行なのに、「本当にそうだ」と納得できる不思議な詩だと思いました。
その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません…
愛猫が開けていった穴が大きすぎて、その穴を小さくできるまでにずいぶん時間を要しました。(その大きな穴を埋められるほどの猫と出会えなかったからかもしれません)
いつかまた、可愛い猫を我が家に迎えられる日が来るといいなと思いました。
そして今、わたしはまた、その可愛い猫のしもべになりたいと望んでいます。
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