動物が好きな人も、そうではない人も知ってほしいこと
- りんか 橘
- 2020年5月20日
- 読了時間: 3分
今更ですが、先日知人との間で話題になったので書こうと思います。
3か月前、令和元年6月19日に
「動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律」
が公布されました。
ご存知の方もいらっしゃると思います。
が、「今初めて聞きました…」という方も絶対いらっしゃるハズ。
ということで、詳しくはこちらをご覧ください。
↓↓↓
この中でわたしが一番注目し、モヤモヤしたのはこれ。
↓↓↓
8 罰則の引き上げ(施行は約1年以内の予定)
今後は、みだりに殺傷した場合の罰則の上限が、
懲役5年または罰金500万円(現在は懲役2年または罰金200万円)、
虐待や遺棄をした場合の罰則が、懲役1年または罰金100万円(現在は罰金100万円)
になります。
<改正法第44条第1~第3項参照>
ねえ…殺傷って…命を奪うことですよ?
その罰則が「懲役5年」?たった5年?
家族を殺されても、憎い相手は
たった5年で許されるの!?
「許される」という表現は違うかもしれませんが…
ある日突然家族を、家族同然に可愛がっていた動物の命を奪われた側からしたら
こういう気持ちになってもおかしくないと思うんです。
人が殺されたら…死刑や無期懲役など、
罪を犯した人は社会に戻れなくなることもあるわけです。
なのに、動物が殺されてもたった5年…
納得できません。
確かに、改正前の倍以上の年数になりました。
でも、これを見た時わたしは納得できなかったのです。
「やっぱりまだ物扱いしてるんじゃん」
命は命でしょ!
こう言うと、おもしろがって
「じゃああんたは虫も殺したことがないの?ww」と言ってくる人がいますが、
それはまた別のお話し。
ここで詳しく語る気はありません。
こういうことって正解がどこにあるかなんて誰にもわからないんじゃないかと思いますし。
今回わたしが言いたいのは、これです。
↓↓↓
現在、3世帯に1世帯がペットを飼っていると言われています。
そんな時代に改正された法律。
当然、もっと重い罰則を期待していたわけです。
なのに…なぜ!?
人間がみんな動物が好きなわけがない、そんなことはわかっています。
嫌いなら嫌いでいいと思います。
それは個人の自由です。
そういうことではなく、好き嫌いの話ではなく、
動物が好きで、ペットを家族のように思っている人がたくさんいる、
それは事実で、そのペットの命を心無い人に奪われてしまったら…
自分も後を追おうと考える人や、
相手を殺してしまいたいと激怒する人がいるのも事実です。
その人たちの気持ちをもっとわかってほしい。
「動物の」愛護、およびその管理~の法律を改正するということよりも、
「ペット」に関しての法律を新しく作ることはできないのだろうか?
動物とペットを切り離して別々の法律で取り締まることは不可能なのだろうか?
殺傷だけではなく虐待や遺棄も同じです。
刑が軽すぎる…
これはどこに訴えればいいんだろう…
どこに訴えればちゃんと届くんだろう…
ちゃんと届くには何人の声が必要なんだろう…

ドイツのベルリンは「世界で一番ペットが幸せな街」と言われています。 ドイツの法律はずいぶん昔1974年には、 犬の保護に関する規則が条例で細かく定められました。 そして、2002年には、憲法にも動物保護が書き込められています。 消費税アップなどの「税金を増やす法律」などでは 「アメリカでは」「ヨーロッパでは」と、いちいち海外の法律を持ち出すくせに、 なぜペット(動物)に関した法律はドイツをお手本にしないのでしょう? もっと海外の「いいところ」をマネしてほしい、 そう思うのはわたしだけでしょうか? #ペット #動物の愛護及び管理に関する法律 #家族 #愛犬 #愛猫 #動物 #命 #殺傷 #虐待 #遺棄 #法律
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