ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【5】
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 3分
ペットに宛てた手紙
あなたは大切なペットの旅立ちを見送って、どのくらいの時が経ったでしょうか?
今頃向こうでどうしているかな?
元気でやっているだろうか?
自分のことを覚えてくれているだろうか?
そうやって時折懐かしく思い出すことはありませんか?
もしかしたら、見送ったばかりで、気持ちの整理がつけられていない方(ペットロスに悩んでいる方)もこの記事を見てくださっているかもしれません。
そして、今はまだ若く元気なペットも、いつかお別れの時がやってきます。
ペットは人間よりはるかに寿命が短いのですから。

今日は、あなたにぜひやっていただきたいことがあってこの記事を書いています。
それは「ペットを見送った後で、最愛のペットに向けてお手紙を書く」ということです。
お手紙を書いて欲しいと思うのには理由があります。
人は、悲しみや苦しみが深すぎると、その心の痛みを忘れようと、感情に無理やりフタをしようとします。
でも、そうやってフタをしてしまうと、ペットと過ごした楽しかったことや嬉しかったことなどの良い思い出までもが薄れていってしまうのです。
でも、忘れたくない思い出はたくさんありますよね?
だから、忘れてしまわないために手紙を書いて欲しいのです。

人は「最愛の者を失う」という体験に恐怖を感じます。
恐怖は記憶を改ざんします。
でもその改ざんされた記憶では、本当の意味で愛するペットを覚えている、ということにはならないと思いませんか?
そこで、「書く」という行動によって感情を落ち着かせ、ペットと一緒に過ごした日々の記憶を辿って、すべてのことを「思い出」としてちゃんとあなたの心の中に居場所を作ってあげて欲しいと思うのです。
あなたの様子も、その手紙の中で伝えてあげてください。
少し落ち着いてきました。
月命日が近づくと淋しさを感じます。
毎日涙が出てきてしまいます。
ありのままの気持ちを綴りましょう。
その気持ちは、愛するペットにちゃんと届きます。
何枚も何枚も書いて、最愛のペットの思い出のすべてを記憶の中に刻みましょう。
書いた手紙は、手元に残して時々読み返してみるのもいいかもしれません。
辛いようであれば、霊園やお寺などのお焚きあげで供養してもらうのが良いでしょう。
書き始めると意外にたくさん書けてしまうものです。
わたしも何十枚も書きました。(わたしは全部手元に残してあります)
一枚書くごとに、少しずつ気持ちが整理されていくことに気づかれると思います。
ぜひあなたも、ペットに宛てた手紙を書いてみてください。
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