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ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【41】

飼う前も、飼ってからも考えよう【2】

ペットを迎え、正しく飼い、そして見送る。

飼い主の心構え次第でペットの生涯は大きく変わります。

昨日に引き続き、「考えよう」をお届けします。

考えよう3


自分に合ったペットと出会うために

【入手先のこと】

保護された動物を引き取るか、販売業者から購入するか、どちらの方法にも、良い点と注意点があります。

どちらにしても、動物についての正しい知識を持ち、動物を適切に扱っているなど、信頼できるところから入手することが重要です。

☆選択肢1

譲渡・・・自治体や動物保護団体などから引き取る

〈良い点〉


・動物の命を救い、新たな飼い主として、動物に安心して生活できる環境を提供できます。


・成犬や成猫の場合には、子犬や子猫と違い、動物の体格や性格がある程度わかります。


・譲渡希望者には、住居形態や家族構成、1日の在宅時間などの聞き取りが慎重に行われることで、その生活環境に見合った年齢や性格の動物を引き取ることが可能になります。


・トライアル期間(試しに飼ってみる期間)を設けている場合もあり、相性や性格の観察ができます。


・地域(地元)の自治体や動物保護団体の活動に協力できます。


・譲渡前の講習会や譲渡後のしつけ方教室等で、飼い方の相談や情報提供を受けられる場合があります。

〈注意点〉

・動物の年齢や病歴、これまでの飼養環境などの細かい情報がない場合があります。

・保護されるに至った背景によっては、飼養に特別な理解と技術が必要な場合があります。

・種類や年齢、大きさなど、希望する動物に出会えない場合や、条件などにより譲渡してもらえない場合もあります。

・動物が譲渡されるまでの流れや、必要な書類、条件等は、自治体や動物保護団体でそれぞれ異なります。

・譲渡とはいえ、それまでの飼養費用やワクチン代などを請求される場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

※全国の自治体にある保健所や動物愛護センター等に引き取られた犬猫の数は減少していますが、譲渡されている犬猫の数は横ばいです…

選択肢2

購入・・・ペットショップやブリーダーなどの業者から購入する

〈良い点〉

・成熟した時の大きさや、品種によって必要な世話や手入れ、なりやすい病気などについて、プロの立場から専門的なアドバイスが受けられます。

・保険やフード、ペット用品など、その動物に関わる様々な情報やサービスを同時に入手できます(ペットショップの場合)

・親の体格や性格、その飼養環境などを見て、検討できる場合があります(ブリーダーの場合)

〈注意点〉

・可愛い、目が合ったなどの理由で購入を衝動的に決めるのではなく、冷静に判断しましょう。

・購入後に病気が発見された場合など補償内容のトラブルが報告されています。

書面を交わし、購入時には契約内容をしっかりと確認しておくことが大切です。

・無理な繁殖をしたり、病気の知識や衛生管理が不十分など、不適切な業者であることがあります。


考えよう4 地域社会の中でペットと長く幸せに暮らすために 【正しい飼い方のこと】 犬の飼い主が守るべきこと ~犬に多いトラブルを防ぐために~ *吠え声が他人の迷惑にならないように注意しましょう。 高齢による認知障害の夜鳴きの場合は、獣医師に相談しましょう。 *ふん尿の始末は必ず行いましょう。 *屋外に犬を連れて行くときは、必ずリードをつけましょう。 危害を加えるおそれが高い犬を外に連れ出す場合には特に注意し、時間帯や場所にも配慮しましょう。 猫の飼い主が守るべきこと ~猫に多いトラブルを防ぐために~ *室内で飼いましょう。 ふん尿や、ゴミを荒らす、鳴き声がうるさいなどの、猫による周囲の人への被害をなくすことは飼い主の責務です。 *首輪や迷子札、マイクロチップをつけましょう。 たとえ室内飼いであっても、開いた窓やドアからの脱走や突然の災害などで驚いて逃げてしまうことも考えられます。 *不妊・去勢手術をして飼いましょう。 不妊・去勢手術、病気の予防やストレスの軽減のほか、オス同士の争いやマーキング行為の減少にもなります。 考えよう5 高齢期と向き合うために 【ペットと飼い主の老いのこと】 動物の種類によって寿命は異なりますが、犬や猫などペットとして飼われる動物の多くは人より短命です。 〈ペットの高齢期への心構えと準備〉 犬は7歳前後、猫は10歳前後から高齢期と言われています。 高齢期を迎えたら、日頃からの健康チェックには今まで以上に気を配り、定期的に健康診断を受け、フード、病気、室内の危険等への対応を考えましょう。 高齢になるにつれ、様々な症状が現れ介護が必要になる場合もあります。 どんな症状があり、どんな介護が必要になるのか、事前に学んでおきましょう。 適切な治療や介護にかかる費用を、前もって準備しておきましょう。 人の介護と同様に、飼い主には精神的にも肉体的にも負担が増えますが、悩みを一人で抱えず、家族や知人、獣医師や飼い主仲間、セラピストやカウンセラーなどに相談することが重要です。 無理をしない介護を心がけましょう。 〈飼い主自身の高齢期への心構えと準備〉 子犬や子猫を飼った場合、高齢で介護が必要になる10~15年後は飼い主も同じだけ歳をとっています。 その時の自身の状況を想像して、準備をしておくことが大切です。 ケガや突然の病気など、ペットを飼えなくなるような万が一の事態にも備えておきましょう。 ペットが寿命を迎えるまで、責任を持って飼い続けることができますか? 「飼わない」「今は飼えない」と判断することも、動物への愛情です。 自治体や動物保護団体などが行っている取り組みを支援したり、ボランティアとして参加することで、動物と関わることもできるのではないでしょうか? わたしは事情があって今はペットが飼えない状況にあります。 ですから、動物愛護センターにボランティアとして参加させてもらえるよう「家族を」説得中です(動物と関わると情が移り、いつまでも飼い主の決まらない子を「可哀想だから」と引き取ってきてしまう可能性があるので、家族から反対されています^^;) アパート住まいなどで「ペットが飼えないけれど関わりたい」というかたは、ぜひ支援やボランティアを検討してみてください。 #動物 #ペット #販売業者 #自治体 #動物保護団体 #動物愛護センター #介護 #保健所 #ブリーダー #ペットショップ #トラブル #無理な繁殖 #衛生管理 #病気の知識 #トラブル #高齢期 #支援 #ボランティア #愛情 #セラピスト #カウンセラー #獣医師 #家族

 
 
 

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