ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【29】
- りんか 橘
- 2020年5月20日
- 読了時間: 2分
次の子(ペット)を迎えるタイミング
新しいペットを迎えるタイミングとしては、ペットを亡くし、ペットロスを経験し、そこから立ち直って自分の心に折り合いをつけられる頃が一番ふさわしいとされています。
自分の気持ちが落ち着いていないのに、人からススメられたからと無理に新しいペットを迎えることは、お互いのために良くないのでやめましょう。
「新しいペットを迎えることは、前にいたペットに対して不義理ではないか?」
と考えてしまう人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
亡くしたペットのことを忘れるわけではないので、罪悪感を感じる必要はないと思います。
新しく迎えたペットと触れ合う中で、「前の子とは違うけど、こんなしぐさは似ているな」など、前のペットとの楽しい記憶や幸せそうな姿を思い出し、亡きペットに思いを馳せることも供養の一つになるのではないでしょうか。

新しくペットを迎えることは、自分の悲しみの感情に折り合いをつけて、新しい生活の門出を迎える希望ともなりうるのです。
ただし、注意したいのは、新しく迎えるペットは前にいたペットとは違う品種、色、大きさなど「同じ」ではない方が望ましいと言われています。
中にはまったく同じでも大丈夫な人もいるでしょう。
しかし多くの人は、同じだとどうしても比べてしまうのです。
「あの子はあんなにいい子だったのに」
「イタズラなんて全然しない子だったのに」
「頭のいい子だったのに」
などと、前にいたペットの方が「良かった」と思い、愛情を注げなくなってしまう危険性も考えられるのです。
新しく迎えるペットは、決していなくなったペットの身代わりにはならない、ということを肝に銘じておきましょう。
また、ほかにも注意したい点があります。
それは
(同居家族がいる場合)次の子を迎えることを、家族みんなが賛成しているか?
何があっても新しい子を最期の時まで大切にし、お世話することはできるか?
これらの覚悟ができている上で、新しい子との縁を感じたなら、あなたが次の子を迎える検討をする時期なのかもしれません。
「いつ」という決まった時期があるわけではなく、あなた自身の気持ちと向き合い、心から「大丈夫、また新しい子との生活を始めたい」と思えるようになった時、その時があなたのタイミングなのではないでしょうか?
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