ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【28】
- りんか 橘
- 2020年5月20日
- 読了時間: 3分
ペットロスになりやすい人の8つの特徴
「ペットロス」とは何か?
愛するペットとの別れを体験した飼い主の悲しみやつらさなどの悲嘆作用のこと。
ペットロスになりやすい人には特徴があります。
その特徴8つを順に見ていきましょう。
【1】ペットを溺愛している、ペットに依存している
普段からペットを自分の子どものように溺愛している人や、何かあった時に「ペットだけが自分の味方」というような依存心が強い場合、家族同然のペットを失った時のショックや悲しみや喪失感はとても大きく、ペットロスになりやすいという傾向があります。
【2】一人暮らしで、よくペットに話しかけている
1人暮らしをしていると、家でいつも自分を待っていてくれるペットの存在がとても大きくなります。
面倒も一人でみるためペットと飼い主が接触する時間は自然に長くなり、信頼感や絆も当然深くなります。
また、いつもペットに話しかけている人も、ペットがいなくなった時の喪失感や、ふとした時に感じる孤独感が大きく、ペットロスに陥りやすいようです。
【3】ペットを1匹だけ飼っている
多頭飼いの場合は愛情が1匹だけに集中することがなく、ペットを失っても悲しみを共有できる存在がいるため気持ちの整理もでき、克服までの時間も早くなる傾向があります。
しかし、単頭飼い(1匹のみ)の場合は注ぐ愛情が集中してしまう分、ペットを失った時の喪失感や孤独感が大きくなりやすく、ペットロスに陥りやすいと言われています。
【4】ペット中心の暮らしをしている
散歩や遊びなど、自分の時間よりもペットとの時間を何よりも優先させる生活を送っていた人は、ペットと過ごす時間が長かった分、ペットがいない時間をどう過ごせばいいかわからなくなり悲しみや孤独感をより募らせてしまうケースもあります。

【5】ペットの突然死や、最期に納得ができていない
ペットとの突然の別れは、飼い主も心の準備ができていないことで、様々な感情を引きずります。
また、ペットが亡くなった理由や最期の時の迎え方・立会い方に納得ができていない人も、気持ちが整理できるまでに時間がかかる傾向があるようです。
【6】感情をうまく表に出せない
ペットを失って悲しむのは当然のことです。
そんな時の悲しい気持ちやいろいろな思いは、自分の中に溜め込まずに吐き出すことが大切なのですが、その感情をうまく表に出せない人がいます。
そういう人は、悲しみを長く引きずりペットロスに陥りやすいといえるでしょう。
【7】後悔や自責の念を持ちやすい
普段から自責の念が強かったり、なにごとも後悔しやすいタイプの人は、ペットに対しても「あの時こうしてあげていれば…」など、過去の後悔にとらわれペットロスに苦しみやすいと考えられます。
【8】失うことに強い喪失感を感じる人
ペットだけに限らず、大切にしていた物を失った時などにも強いショックを受けてしまう人はペットロスに陥りやすい傾向があるようです。
どうでしょうか?該当する数が多いほど、ペットロスが重症化しやすいと考えられます。
できるだけこの8つの特徴にあてはまらないよう、日頃から心がけることが、ペットロスから早く立ち直れることに繋がります。
ぜひ、意識してみてください。
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