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ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【26】

ペットロス【後悔】

人は、何かをやり遂げた達成感よりも、何もできなかった、何もしてあげられなかったということへの後悔の念の方が心に刻まれやすい生き物です。

ですので、

「ペットに対して何もしてあげられなかった」

「あの時こちらを選択していれば、あの子を失わずに済んだかもしれない…」

といった、飼い主の「後悔」は、時に精神をむしばみペットロスの症状を深刻化させてしまうことも少なくありません。

すべてのペットは、エサや寝床・トイレなどの掃除といった日常生活は飼い主のお世話によってまかなわれています。

ペットの飼い主への依存度の高さゆえに、いなくなった時の飼い主の精神は、責任を果たせなかったという後悔の念にさいなまれてしまうのです。

ですが、自身を責めすぎることは決して自分のためにはなりません。

ペットを失った悲しみを見つめ、乗り越えることだけを考え、立ち直ることこそが、飼い主としての「旅立ったペット達」に対する最後の責任なのです。

基本的に、犬も猫も(エキゾチックアニマルについてのデータはなかったので、あえてここでは犬と猫に限定させていただきます)老衰による死別よりも、


・突然死や不慮の事故


・ある日突然いなくなってそのまま行方不明になる


という方が後悔の念は深まり、ペットロスに陥りやすいとされています。

特に、犬よりも猫の飼い主の方が「あの時こうすればよかった」という後悔の念から深刻化していくケースが多いようです。

心の準備ができていない状態でのお別れが、犬よりも多いため、ペットロス症候群に陥りやすいと言われています。

少しでも可能性を減らす方法として、


・猫を屋内のみで飼う(絶対に外へ出さない。出すなら犬と同じようにリードやハーネスをつけて一緒にお散歩する)

・マイクロチップを埋め込む

などの対策をして、行方不明での別れの心配をなくすようにしましょう。

「屋内のみで飼う」というのには、不慮の事故を防ぐ効果もあります。

自由に外を歩かせてあげたい、と思われる方も多いかとは思いますが、ペットロスという観点から考えると、これが最善の策であると思われます。

高齢になり病気を患う、平均寿命はとっくに過ぎている、という「死」を覚悟しなければならない状況になった時には、すでにペットロスは始まっています。

少しでもペットロスを軽くするために、日頃から「つらさを吐き出せる場所」をつくっておく(探しておく)などの対策を考えておいてください。

絶対にペットロスにならない、という人はいません。


想像してみてください。

昨日まで、さっきまで、そこで動いていた温かかったあなたの大切な子が、冷たく硬くなってしまった様子を。

まったく淋しさを感じませんか?

悲しくないですか?

何も今までと変わらないと思いますか?

ペットと共に暮らしていた時間の長さは関係ありません。

ペットをどれだけ愛していたか、どれだけ大切にしていたか、そんなことで愛情を計ることはできないと思います。

そこにあった命が失われて、何も感じない飼い主さんはいないと思います。

だから「ペットロス」という言葉があるのです。

ペットロスになってしまっても、比較的早くにその状態から脱することのできる人は、ちゃんと話を聴いてもらえる場所がある、専門家に「亡くなる前から」相談をしているなど、環境が整っていることが多いです。

あなたも、愛するペットを失う前に、環境を整えておくことを真剣に考えてください。

「まだ大丈夫」

などと考えず、ペットを家族に迎えたその日から、ちゃんと先のことを考えておくようにしてくださいね。

 
 
 

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