ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【24 】
- りんか 橘
- 2020年5月20日
- 読了時間: 4分
ペットが旅立ったら…
共に暮らしてきたペットを失うのはとても悲しいことです。
でも、ペットは人間よりも遥かに寿命が短いことはご存じですよね?
家族に迎えた時から、お別れのことはきちんと考えておいてあげましょう。
葬儀、供養の方法はいろいろあります。
まず葬儀から。
運営主体は
1:自治体
2:お寺
3:民間企業
の3種類です。
1:自治体は注意が必要です。
今の日本の法律では、ペットは「物」という扱いをされてしまっています。
ですから、自治体の大半はペットを一般廃棄物として、他の動物や廃棄物と一緒に燃やしてしまうのです…しかも返骨はされません。
ちゃんと個別で火葬して欲しいとお考えなのならば、自治体によっては動物専用焼却炉を設けいている場合もあるので、先に問い合わせてみると良いと思います。
2:お寺は、ペット墓地やペット納骨堂を運営している場合、ペット専用の火葬場を設けてあります。
設備によって、他のペットとの合同火葬のみの場合や、一体だけでの個別火葬が可能な場合などがあるので、個別火葬を希望するのであれば、こちらも事前に問い合わせをした方が良いでしょう。
お骨上げや読経などにも対応してくれるお寺もあるので、しっかり調べておきましょう。
3:民間企業は、火葬炉を搭載した専用車「移動火葬車」を保有していることが多いです。
移動火葬車は、無煙無臭処理が施されていて、外見からは火葬車とはわからないような配慮がされています。
基本は、火葬から埋葬まで一任する形式の場合が多いです。
お骨上げや返骨が可能な企業もありますが、オプションになるため料金が上がります。
方式は、
1:火葬から埋葬まで一任する
2:火葬に飼い主が立ちあい返骨してもらう
という2種類があります。
自分で霊園(墓地)を決めたい場合は、2の方式を選択しましょう。
※河川や公園、他人の土地などに無断で土葬することは法律で禁止されています。
(廃棄物の処理及び清掃に関する法律5条)

次に供養の書類です。 1:共同供養 2:個別供養 3:自宅供養 4:その他の供養 の4種類です。 1:共同供養の場合、お寺などが運営するペット専用の合同供養塔への納骨が一般的です。 納骨が主であり、火葬を依頼したお寺であれば無料で納骨してくれる場合もあります。 2:個別供養は、お寺が運営するペット墓地や、宗教法人や民間企業が運営するペット霊園などに納骨する形となります。 屋外のタイプはペット墓地が代表され、墓石に名前やメッセージを彫ることができたり、複数頭の納骨を可能にしている場合もあります。 ※近年では、ペットの骨壺も一緒に納められる人間用の墓地も登場してきています! 屋内のタイプは、霊堂や霊座で自分のペットの専用スペースを買い、骨壺のほかに写真を飾ったりお供え物を置くことができます。 3:自宅供養の場合は、火葬後骨壺を持ち帰り、家の中にペット用のミニ仏壇やメモリアルスペースを用意することが多い。 4:その他の供養としては、ペットの遺骨や遺毛などを使用したグッズの制作(ストラップやアクセサリーなど)、写真を元にした3Dプリンターによるフィギュアの制作、船上からの散骨などがあります。 ちなみに、わたしの愛犬は 3:民間企業に 1:火葬から埋葬まで一任して(立ち合いはしました) 1:共同供養の合同供養塔に納骨 をしてもらいました。 事前に調べてあった企業の移動火葬車が使えず、急遽ネットで探したのでドタバタでした… 調べる時には第三候補くらいまで探しておいた方が、当日慌てずに済むと思います。 まだまだ元気だから関係ない、ではなく、あらかじめちゃんと「どうしてあげるのが一番いいのか?」を考えておいてあげるのも愛情だと思います。 あなた自身の後悔を一つでも減らせるように、事前の準備はしておきましょうね。 #動物 #ペット #葬儀 #埋葬 #供養 #お寺 #自治体 #民間企業 #納骨 #共同供養 #移動火葬車 #霊園 #お別れ #旅立ち #死 #火葬 #事前準備 #寿命 #一般廃棄物 #メモリアルスペース
Comments