ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【21】
- りんか 橘
- 2020年5月20日
- 読了時間: 2分
ごめん寝の本当の理由
猫の「ごめん寝」、可愛いですよね♡
ごめん寝を知らない方のために簡単に説明すると、
「猫が伏せの状態で頭を前足で抱えたり地面につけたりして、まるでごめんなさいをしながら寝ているように見える寝姿のこと」
です。
このごめん寝にはちゃんと理由があるのをご存じでしょうか?
眩しい!
うるさい!
え?そんなこと…?
これは「可愛い♡」などと言っている場合ではありません。
猫がごめん寝をするのには、2つの説があります。
【1つ目の説】
猫の目は「完全な暗闇」ではさすがに見えないようですが、ほんの少しでも光があると見える構造になっています。
そこで、寝たいのに蛍光灯の光が眩しい!などという時に猫は目を覆って寝るのです。
【2つ目の説】
猫の耳は広い範囲からの音を集めることができます。
ごめん寝をすると、耳が下を向くので音を遮断しやすくなります。
そこで、眠りたいのに周囲がうるさいと感じた時にごめん寝をするのです。

猫はとにかくよく寝る動物です。
猫の睡眠時間は、1日平均12~16時間とされていて、子猫ではなんと18~20時間も寝て過ごすそうです。
1日の半分以上を寝て過ごすんですね。
ただ、そのうちのほとんどはうたた寝で、浅い眠りだと言われています。
それでも4時間程度は深い睡眠を取っていて、これがしっかりと取れないと寝不足になり、ストレスが溜まるなどして猫にとって良くありません。
もしも飼い猫がごめん寝をしていたら、眩しくて光を避けているか、音をうるさいと感じているのかもしれないということなので、例えばブランケットやタオルなどをかけてあげたり、普段から夜更かしをしないように気をつけてあげたりしましょう。
とにかく、猫が寝ている時はなるべく起こさないようにすること、深い睡眠が取れる時間を確保してあげること、というのがとても大切なのです。
猫の安眠にご協力をお願いします^^
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