ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【14】
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 2分
え…覚えてないの?
先日、こんな記事を読みました。
「猫(人に飼われていない猫は特に)は、メスを中心にして群れをつくるが、その中のオスは生後半年ほどで群れを出ていく」
そして、何年か経ってからどこかでばったり母猫に遭遇したとしても、
「知り合いだったかな?」
と思う程度で、全く母親を覚えていないらしいのです。
母猫は一生懸命育てたはずなのに、一度離れてしまったらあっという間に忘れられてしまうとか…
せ…切ない(^-^;
ちなみにメス猫は、母猫の側にそのまま残ることがおおいそうです。

そうそう、猫は兄弟同志でも「兄弟」という意識はないのだそうです。
だから、兄弟の猫を飼っていたとしても、猫たちからしたら「他人(他猫)」なので、去勢してないとテリトリー争いが起こることもよくあるそうです。
「猫は薄情」
という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
それは、
「離れると飼い主のことも忘れてしまう可能性が大きいから」
という所から来た言葉のようです。
(一説には、旅立ちの時に姿を隠すところから来ているとも言われています

逆に犬の場合は、離れてしまってもちゃんと覚えています。
以前テレビ番組でみたのですが、随分前に離れ離れになってしまった母犬との再会の時、そのワンちゃんは明らかに目の前の犬を「母親」だと認識している様子で大はしゃぎでした。
震災に遭われて、離れ離れになってしまった飼い主とワンちゃんの再会番組でも、ワンちゃんはちゃんと飼い主さんを認識していました。
これは、元々の習性などの違いによるものだと思われますが、飼い主としてはやはり覚えていて欲しいですよね。
あ、猫でも皆が忘れてしまうというわけではなく、中にはちゃんと覚えていてくれる子もいるそうです。
できれば自分のペットには覚えていてもらいたい、というのが、飼い主としての願いではないでしょうか?
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