ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【12】
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 2分
無駄吠え
ワンちゃんの無駄吠え、困りますよね。
今回はまず、ワンちゃんが「なぜ鳴くのか?」について書きたいと思います。

【警戒して吠える】
知らない人や初めて見る物(特に自分よりも大きな物や大きな音の出る物)に対して吠えるのは、「警戒吠え」です。
場所や犬の性格によって、吠える理由は違います。
チャイムの音やサイレンなどに反応して遠吠えのように吠えることがあります。
自分のテリトリー内に知らない人が入って来た時にも、ワンちゃんは警戒して吠えることがあります。
【恐くて吠える】
臆病な子は、知らない人に対して「恐いから近くに来ないで!」という気持ちで吠えることがあります。
【要求吠え】
自分に注意を向けようと、飼い主さんや他のワンちゃんに吠えるのが「要求吠え」です。
要求吠えの多くは、飼い主さんの気づかずにしてしまっている行動が悪化させる原因になっていることがあります。
また、ケージから出してほしい時やおやつが欲しい、かまって欲しいといった要求があるときにもワンちゃんは吠えます。
【一緒に遊ぼうよ!】
他のワンちゃんとのコミュニケーションが上手にできなくて、そのワンちゃんの気を引こうと吠えることもあります。
【興奮して吠える】
ワンちゃん同士で遊んでいるときや、飼い主さんと遊んでいるときなどに感情が高ぶって吠えることがあります。
人が好きなワンちゃんの場合、お客さんが来るたびに吠えるのは、嬉しくて興奮した結果なのです。
【攻撃的に吠える】
「テリトリーに入られて警戒して吠える」「恐いから吠える」というのが、知らない人や怖い人が吠えてもどんどん近付いてくると「それ以上来たら噛みつくぞ!」と、強い吠え方になります。
※これは、いつ噛みついてもおかしくない危険な状態です。
【病気で吠える】
目が見えない、耳が聞こえない、などの障害があるワンちゃんは、不安が原因で吠えることがあります。
今までは吠えなかった子でも、高齢になって認知症で吠えるようになってしまうこともあります。
【豆マメ】
吠えやすい犬種
牧畜犬として活躍していた「コーギー・ボーダーコリー・オーストラリアンシェパード」
猟犬として活躍していた「テリア・ビーグル・ダックスフント」
体の小さい「チワワ・スピッツ・ポメラニアン」
※個々の性格や育った環境によって異なります。
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