ペットロスケア🐾セラピスト橘りんかの豆知識【11】
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 3分
14年間連れ添ったおばあちゃんとネコ。
同じ日に「虹の橋」を渡り、天国へ・・・
14年間連れ添ったおばあちゃんとネコが、同じ日に天国に旅立つという、偶然とは思えない出来事が起こったそうです。
ある老夫婦が保護施設から3匹のネコを引き取りました。
その中の1匹が今回おばあちゃんと一緒に天国に旅立った「ギャビー」です。
ギャビーは当時2歳で、ほかの2匹がなかなか懐かない中で唯一すぐにおばあちゃんに懐いたのだそう。
おばあちゃんが移動するたび、まるでストーカーのように後をついて回っていたギャビーは、おばあちゃんとの絆をどんどん深めていきました。
数年後、おじいちゃんが天に召されて、ひどく落ち込み心にぽっかりと穴の空いてしまったおばあちゃんの、その心の穴を埋めたのはギャビーの存在でした。
そのことをきっかけに、おばあちゃんとギャビーの絆はさらに深まって行ったのです。
ただ一つ、おばあちゃんには心配事がありました…
それは、「もしもギャビーよりも先に自分が天に召されてしまったらどうしよう」ということでした。
それでも、14年間、おばあちゃんとギャビーは元気に暮らしていました。
そして、ついにギャビーに最期の日が訪れます。
寿命を迎えたギャビーは、様子がおかしいことを心配しておばあちゃんが連れて行った動物病院で、おばあちゃんの腕に抱かれ虹の橋へと向かいました。
最期まで大好きなおばあちゃんのそばにいられて、ギャビーはきっと幸せだったでしょう。
ギャビーが亡くなり、再び悲しみに暮れるおばあちゃん。
でも、ギャビーの最期を看取ることができて安心したようでした。
動物病院から帰り、いつもギャビーを膝の上に乗せて座っていたソファで、静かに息をひきとられたそうです。
ギャビーが虹の橋に向かってから、わずか4時間後のできごとでした。
長年連れ添ったおばあちゃんとギャビーは、虹の橋のたもとで再会し、一緒に「虹の橋」を渡っておじいちゃんの待つ天国へと向かったことでしょう。
参考文献:thedodo.com

とっても不思議で、とっても心温まるお話しですね。
今頃、おじいちゃんとおばあちゃん、そしてギャビーは天国で一緒に幸せに暮らしているでしょうか?
高齢になったり、一人暮らしをされている方などは、自分にもしものことがあったら…ということを心配して、知人や友人などに後のことをお願いしている、ということもよくあると聞きます。
あなたはどうでしょうか?
自分にもしものことがあった場合に、大切なペットをどうするか?ということをちゃんと周りの人に相談してありますか?
わたしの友人は、一番なついている姪っ子に引き取ってくれるようにちゃんとお願いしてあるそうです。
「その時」のためにと、しっかり貯金もし、遺言書も作成してあるという用意周到さで、その話を聞いたわたしはとても嬉しく思いました。
あなたも、一度ちゃんと考えてみてください。
誰に託せばあなたの大切な子が「一番幸せに」残りの時を過ごせるのかを。
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