ペットショップに行く前 に
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 2分
近頃のペットブームで、ペットを飼っている家庭は3軒に1軒と言われています。
あなたは、今飼っているペットとはどこで出逢いましたか?
ブリーダー?ペットショップ?知人・友人宅?
わたしは、ブリーダーやペットショップで動物を買ったことがありません。
「命に値段がついていること」「迎えるなら子犬・子猫などの『子ども』であること」
これらに疑問を感じているからです。


保護犬・保護猫の譲渡会で、大人の犬猫を譲ってもらうのではいけませんか?
確かに、子犬や子猫は可愛いです。
ブリーダーやペットショップで買い求めることがいけないことだと責めているのでもありません。
ただ、わたしが言いたいのは、ブリーダーやペットショップで求めるかたが多いことで、儲けだけを考える悪質なブリーダーが増えて無理な繁殖が行われていたり、売れ残って大人になってしまった犬猫たちがつらい思いをしていることも知って欲しいのです。
ペットブームの影で悲しい思いをしている子たちが、皆さんが考えているよりもたくさんいるということを知って欲しいのです。
その子たちがどうなるか知っていますか?
すべての子たちがそう、というわけではありませんが、多くは山に放たれてしまったり、保健所のガス室に送られてしまっているのです。
そういう子たちを保護して、殺処分から守ろうと動いている団体も、全国に多数あります。
しかし、つい最近週刊誌にも出ていましたが、保護する頭数が多すぎて管理しきれず、悲しい最期を迎える子もいるのが現実です。
皆さん、ブリーダーやペットショップに行く前に、譲渡会に足を運んでいただけないでしょうか?
ご自宅の近くで譲渡会が開かれないかを調べてみていただけないでしょうか?
保護団体の拠点に見学に行けないか、問い合わせてみていただけないでしょうか?
もしかしたらそこで、家族になる子と出逢えるかもしれません。
命というものの尊さを、今一度、しっかりと考えて行動していただきたい。
この記事を読んでくださったかたの中に、一人でも多くの「だったら見に行くだけでも行ってみようか」という人が現れて欲しい。
「一頭でも多くの命が救われますように」
それがわたしの切なる願いです。
★自治体やボランティアの動物保護団体の情報を集めたサイトのリンク★
犬や猫を家族に迎えようとお考えのかた、どうぞお役立てください。
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