猫の十戒
- りんか 橘
- 2020年5月18日
- 読了時間: 3分
犬の十戒と同じように、猫にも十戒があります。
一説によると、猫の十戒は「猫目線」と「飼い主目線」の2種類あるそうです。
これも犬の十戒と同じで、原文の作者は不明とありました。
(日本語訳は、より猫らしさを出すための文章になっているようです)
では今回は、ちょっと上から目線の「猫目線」の十戒をご紹介したいと思います。

【日本語訳】
1:私の生涯はだいたい15年くらいしかありませんが、たまに20年以上生きてしっぽが
裂けます。
ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。
私が家族になってやるので、そのことを覚悟しなさい。
2:あなたが私に望むことを理解するつもりはありません。
待っても無駄です。
3:私を崇拝しなさい。
私にとってそれが一番大事なことなのです。
4:私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはなりません。
でも狭い所は好きなので段ボールを用意するのは許可します。
あなたには仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれませんが、私のお世話をする
ことに勝る悦びはないはずです。
5:私に話しかけなさい。
あなたの話していることが何かどうかはどうでもいいですが、話しかけるあなたの声は
わかるのです。
ほめ言葉は特に。
6:あなたがどんなふうにしてくれたか、私は決して忘れません。
恨みは倍返しします。
7:私をたたいたりする前に思い出しなさい。
私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに、気が向いたときにし
かかまないようにしていることを。
8:私が言うことを聞かないと怒る前に、まずは自分に問いかけてみなさい。
たっぷり食事を与えましたか?それは私の好きなシーバですか?
日なたで気持ちよく昼寝をしているのをじゃましませんでしたか?
もしかすると年を取って体が弱ってきているのかもしれませんが、どのみち私がしたい
ことに従わないほうが悪いのですから、あきらめなさい。
9:私が年を取っても世話をしなさい。
あなたも同じように年を取りますが、私は年を取ってもかわいいのです。
10:最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。
「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言
うのは許しません。
なでなさい。なで続けなさい。
かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。
そうすれば私は着替えの時間を少し短くしてやってもよいです。
まあ、気が向いたら。
2017年に削除された、公益社団法人・日本愛玩動物協会《長崎支所》のホームページに載せられていた幻の「猫の十戒」いかがでしたか?
とてもユーモアがあってわたしは好きです^^
☆読んでみて「なんだ偉そうに」と感じる人は、猫を飼うことには向いていないかもしれません。 なにせ、猫を飼っていたわたしが「ああ、そうね」と納得した内容ですので(笑) よ~く考えて、大丈夫だという確信を持ってから飼うことをオススメします。 ★命は尊いものです。「言うことを聞かないから」「思っていたのと違うから」と、簡単に手放すようなことだけはしないでくださいね。 わたしは、動物の殺処分が無くなってくれることを心から願っています。 一度家族に迎え入れたのならば、その命が尽きる瞬間まで責任を持って共に暮らせるという覚悟のある人だけが「動物を飼う資格がある」と思うのです。 あなたはどう思いますか?
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